映画を見ました
久しぶりに映画館で映画を観ました。
元々映画をあまり観ないし、映画館に行く機会も少なかったのですが、ふと思い立って行ってみました。
今回観たのは『シノノメ色の週末』という作品です。
同じ女子校の放送部だった3人が、母校の取り壊しをきっかけに10年ぶりに集まるという話。
校舎に忍び込んでタイムカプセルを探したり、放送部の部室に行ってみたりと当時を懐かしんでいて、青春だなあと思って観ていました(何気ない感じの青春映画は結構好きなのです)。
当時の思いとか、現在の悩みとかが丁寧に描かれていたのも良かったですね。
個人的に好きなシーンは放送部の朗読で使っていたニーチェの『喜ばしき知恵』を古本屋で売って、次の読者が手に取る場面。
本を開くと3人の写真が挟まっていたのです。
古本を買うとしおりが挟まっていたり、線が引いてあったりと以前の持ち主の思いが感じられることが時々ありますよね。
なんかいいなあって思いました。
主題歌も映画の雰囲気にあっていて良かったです。
作詞が高橋久美子、作曲がフジファブリックの金澤ダイスケという個人的にツボな組み合わせ。
高橋久美子の歌詞はチャットモンチー時代から大好きだったので、うれしい限りです。
コロナ禍でエンタメの重要性を強く感じるようになりました。
映画に限らず、音楽ライブ、スポーツ観戦、舞台などなど。
日々の生活にはエンタメによる潤いが必要なのです。
月並みですが、楽しく生きていきたいものですね。