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三重旅行②~赤目四十八滝~

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赤目四十八滝をご存じでしょうか。

赤目四十八滝三重県名張市赤目町にある滝の総称です。

私がこの滝を知ったのは車谷長吉(くるまたにちょうきつ)の小説『赤目四十八瀧心中未遂』を読んだことがきっかけです。

正式名称は「あかめしじゅうはちたき」ですが、小説のタイトルは「あかめしじゅうやたき」です。

底辺に住む人々を描いた小説で、1998年にはこの小説で直木賞を受賞し、映画化もされています。

小説の舞台を訪ねる旅も良いものです。


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最寄りは近鉄大阪線赤目口駅

滝へはバスで向かいます。10分くらいで着きます。

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滝に行く前にたまきやの名物・へこきまんじゅうを頂きました。f:id:hosshi-63:20190929214545j:image

へこきまんじゅうはさつまいもをペースト状にしたものが中に入っているたい焼きのようなお菓子です。

名前の由来は“さつまいもを食べるとおならが出る=屁をこく”からきているとのこと。とてもユーモアがある名前です。

滝に行く前の糖分補給にオススメです。

 

滝に行く、というか登る前には入山料500円が必要です。

往復で3時間かかります。

私はスニーカーじゃない靴で登ってしまいましたが、スニーカーか登山シューズで行くべきでしょう。

 


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道中には柵や手すりがなかったり、滑りやすい場所、急な階段や岩場があったりもします。落ちたら大怪我もしくは死ぬ可能性もあります。

天気の悪い日や体力に自信がないときは、奥まで行きすぎない方が良いでしょう。

奥の方に行くと何時までにここまで戻ってきて下さいとの案内もあります。灯りがあるわけではないので、暗いとかなり危険です。電波も徐々に途切れますし。要は登山と同じ心構えで行くべきでしょう。

 

受付で入山料を払ったら出発です。f:id:hosshi-63:20190930233832j:imagef:id:hosshi-63:20190930233912j:image

あとはひたすら滝!岩場!森!だけしかありません。

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滝を流れる水の美しさ、森の緑の壮大さ、岩場の厳しい、そして木々の間から射し込む太陽の光!

自然のパワーを感じます!

余計なことを考えずに、ただひたすら前へ進んでいくというシンプルな作業を続ければゴールへとたどり着けるのです。

自然の美しさと怖さを全身で感じることができます。

 

わざわざ行くだけの価値がある滝です。

三重県奈良県(滝があるのは奈良県との県境)に行かれたときには是非行ってみてください!

興味があればこちらをご覧ください⇒http://akame48taki.com/


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名張名物の名張牛汁。


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観光客がどこから来たかピンをつけるやつがあったので、札幌のところに刺しておきました。

 

画像が横向きになるのはなぜだ!?