岐阜の旅+名古屋①
先日、岐阜に行って来ました。
当初は雨予報もありましたが、穏やかな天気でした。
初めて愛知県に上陸しました。
電車だと名古屋まで約40分、岐阜まで約1時間10分で行けます。
◎関ヶ原町
関ヶ原の戦いでおなじみに町です。
町内の古戦場(西軍の大谷吉継関連が中心)をレンタサイクルで駆け抜けました。
吉継は西軍大将・石田三成の盟友です。
負け戦と知りながら盟友のために参戦を決めたエピソードで知られています。
最後は病のため失明し自力で歩くこともできない状態だったそうです。
文武両道で敵からも一目置かれていた人物でもあります。
左側には側近の湯浅五助の墓があります。
五助は自刃した吉継の首を埋め、東軍の藤堂高刑(藤堂高虎の甥)に見つかったときに自分の首と引き替えに首を埋めた場所を内緒にしてほしいと言います。高刑は五助との約束を守りこのことを家康にも話さなかったとの言い伝えがあります。
こうした経緯から藤堂高虎が吉継の墓を作ったとも言われています。
●松尾山眺望地
松尾山は西軍を裏切った小早川秀秋が陣を敷いていた山です。
この裏切りによって西軍が総崩れになり東軍の勝利が決まりました。
秀秋の裏切りを察知して松尾山が見える場所に陣を敷いていたのが吉継なのです。
知力と武力があるからこそできることですね。
●平塚為広の碑
病の吉継に代わって実質的に指揮を執っていたのが為広と言われています。
子孫には女性解放運動で知られる平塚らいてうがいます。
前述の東軍・高虎の陣跡。
関ヶ原中学校の敷地内にありますが、見学できます。
●石田三成の陣跡
笹尾山に陣取った西軍大将・三成の陣跡。
徒歩5分で山頂まで行けます。
他にも東軍の福島正則、西軍の宇喜多秀家、小西行長、島津義弘の陣跡や開戦地・決戦地、家康の最後の陣跡なども見て回りました。
時間があれば松尾山にも行きたかったです。山頂まで約30~40分かかるらしいです。
のどかな関ヶ原の古戦場を巡るのも良いものですよ。