人に会う本を読む旅に出る音楽を聴く

趣味や自分が思ったことをゆるく書きます。

チャットモンチーと私②

今回はチャットモンチーのベストソング10曲を挙げてみます。

選んだ曲は初期のものが中心になりました。

その理由は後述します。

 

①『ハナノユメ』

メジャーデビューミニアルバムのリード曲。

2013年に長野県上田市で開催されたヒトノユメ展にてミュージックビデオで使用されたセットの絵を見ることができたのは良い思い出です(これはFacebookのカバー写真に使っています)。

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ちなみにヒトノユメ展とは脱退したドラムの高橋久美子と画家の白井ゆみ枝さんによる詩と絵の展覧会です。

くみこん(高橋久美子の愛称)に会えたのも良い思い出です。

実際に会った感じもメディアで見る感じと同じでゆるかったです(笑)

 

②『サラバ青春』

一言で言うと卒業を感じる曲。

「卒業式の前の日に僕が知りたかったのは

地球の自転の理由とかパブロフの犬のことじゃなくて

本当にこのまま終わるのかってことさ」

という歌詞が好きです。

学校で知りたいのは学問の知識じゃなくてもっと本質的な何かだと思います。

 

③『恋の煙』

メジャーデビューシングル。

ギターの不協和音?から始まるイントロが良いです。

そのあとのベースとドラムの絡みも良いです。

尖った感じの曲調が良いです。

 

④『湯気』

高橋久美子の通っていた壊れかけの塾での出来事が歌詞になっています。

「寒い冬の日はストーブつけて チンプンカンプンの数学 先生はうたた寝

雨もりの音 ポツリポツリ響く響く部屋で 先生はうたた寝

何気ない日常を切り取った歌詞が良いし、曲調も好きです。

 

⑤『東京ハチミツオーケストラ』

東京への上京をテーマにした曲。

東京に行ったとき、特にモノレールで浜松町に向かうときのBGMはこれです。

 

⑥『シャングリラ』

好きになるきっかけとなったチャットモンチーの代表曲。

明るい曲調なのに「希望の光なんてなくったっていいじゃないか」という歌詞がポンと登場します。

そのあと、ドラムのドンドンという音も良いです。

あくまで前向きな諦めのような境地とでも言えばいいのでしょうか。

 

⑦『親知らず』

冒頭の「親知らずが生えてきたよ 怖いから歯医者には行かない」という歌詞が印象的な曲。

家族をテーマにした温かみのある歌詞が好きです。

「家族写真はいつだって 和やかに 色あせず

ひとりで暮らす部屋の中 微笑んでいるのです

妹を抱いた母親と真面目過ぎる父親と

まるで昨日のことのよう まるで昨日のことのよう」

 

⑧『Last Love Letter』

ベースで始めるイントロがカッコいい1曲。

そのあとにドラム、ギターが順番に絡んでくるのもカッコいいです。

ミュージックビデオではおばあちゃんになったチャットモンチーの解散ライブが描かれています。

まさかこんなに早く解散するとは思っていませんでした。

 

⑨『長い目で見て』

3人のリレーのような歌唱が聴ける1曲。

ちょうど3枚目のアルバムの曲で、これからいろいろ変化はあるかもしれないけど、最後までチャットモンチーについて行こうと思った曲です。

 

⑩『やさしさ』

「明日ダメでも 明後日ダメダメでも 私を許して

それがやさしさでしょう?」という歌詞が力強い1曲。

“やさしさ”という曲なのに、“力強さ”を感じずにはいられない曲です。

 

以上の選んだものはデビューから3枚目のアルバムまでの曲です。

上記の①②④⑥⑦はドラムの高橋久美子が作詞したものです。

家族的な温かみのある歌詞が好きで、10曲からは漏れましたが『バスロマンス』『真夜中遊園地』『風吹けば恋』なども彼女の作詞です。

高橋久美子が脱退してから正直以前ほどの熱量を持つことができなくなっていったのですが、その一因は彼女の歌詞にあったのだと思います。

ちなみに③⑤⑧⑨はベースの福岡晃子の作詞。

こう見ると彼女もいい歌詞書いているなあと思います。

そして、⑩はギター&ボーカルの橋本絵莉子の作詞。

彼女は⑩以外にも『恋愛スピリッツ』『たったさっきから3000年までの話』なども作詞しています。

特に最新曲『たったさっきから~』の「あいも変わらず地震大国で 北朝鮮アメリカの狭間で 揺れているでしょうか」という歌詞には驚かされましたね。

芯の強さを感じさせる歌詞を橋本絵莉子は書きます。

 

簡単にまとめたつもりが結構な長文になってしまいました(笑)

次は何について書こうかなあ。